- 2026年4月2日
歯周病について知ってほしい! 第7号 歯科医院における歯周病の治療とは?進行度に応じた治療内容を解説― 武蔵小山のよしだ歯科クリニック
歯周病は、歯ぐきの炎症から始まり、進行すると歯を支える骨を歯……
― 武蔵小山のよしだ歯科クリニック
「歯みがきをすると毎回血が出る…」
「歯間ブラシやフロスを使うと出血する…」
このような経験はありませんか?
「少し血が出るだけだから大丈夫」と思っている方も多いかもしれません。
しかし、歯ぐきからの出血は、お口からの大切なサインです。
健康な歯ぐきは、歯ブラシや歯間ブラシを正しく使用しても、ほとんど出血しません。
出血が続く場合は、歯ぐきに炎症が起きている可能性があり、その原因として最も多いのが歯周病です。
この記事では、歯ぐきから血が出る原因や、受診の目安、歯科医院で行う検査についてわかりやすく解説します。
結論から言うと、
健康な歯ぐきであれば、通常の歯みがきで出血することはほとんどありません。
もちろん、強い力で歯間ブラシを歯ぐき当てたり、歯間ブラシのサイズが合っていなかったりすると、一時的に出血することはあります。
しかし、
という場合は、歯ぐきに炎症が起きている可能性があります。

歯ぐきから血が出る原因はいくつかありますが、最も多いのは歯周病による炎症です。
歯と歯ぐきの境目にプラーク(歯垢)がたまると、細菌が増殖し、歯ぐきに炎症が起こります。
炎症がある歯ぐきは毛細血管が拡張し、わずかな刺激でも出血しやすくなります。
力を入れすぎた歯みがきでも出血することがありますが、健康な歯ぐきでは繰り返し出血することは多くありません。
サイズが大きすぎる歯間ブラシを使用すると、歯ぐきを傷つけることがあります。
歯周病菌が増えると、歯ぐきの中で炎症反応が起こります。
炎症部位では、
ため、歯ブラシやプローブが軽く触れただけでも出血します。
歯周病の代表的な原因菌である**PG菌(Porphyromonas gingivalis)**は、血液中のヘム(鉄分)やタンパク質を栄養源として増殖する特徴があります。
つまり、出血している歯ぐきは、PG菌がさらに増えやすい環境になってしまう可能性があります。

PG菌の解説は、「歯周病について知ってほしい! 第13号 最恐の歯周病菌・PG菌とは?」をご覧ください。
歯周病は**「サイレントディジーズ(静かに進行する病気)」**と呼ばれています。
初期から中等度の歯周病では、強い痛みが出ないことが多く、
程度で進行してしまいます。
そのため、
「痛くないから大丈夫」
と放置してしまう方が少なくありません。
炎症が続くと、歯ぐきだけでなく、歯を支える歯槽骨にも影響が及びます。
進行すると、
可能性があります。
歯ぐきからの出血がある場合、見た目だけでは原因や進行度を正確に判断することはできません。
そこで行うのが歯周ポケット検査です。
検査では、
などを確認し、歯周病の進行度を評価します。
歯ぐきの出血を改善するには、炎症の原因を取り除くことが重要です。
歯ぐきからの出血は、「歯みがきをやめた方がいい」というサインではありません。炎症を改善するためには、適切なセルフケアと専門的なクリーニングの両方が大切です。
歯ぐきからの出血は、歯周病の初期サインであることが少なくありません。
出血だけで痛みがない場合でも、歯周病が進行していることがあります。
よしだ歯科クリニックでは、歯周ポケット検査やレントゲン検査を行い、現在のお口の状態を丁寧にご説明したうえで、一人ひとりに合った歯周病治療をご提案しています。
歯ぐきからの出血は、歯周病による炎症のサインである可能性があります。
健康な歯ぐきは、通常の歯みがきで出血することはほとんどありません。
出血をそのままにすると、歯周ポケットが深くなり、歯を支える骨が失われることもあります。
「少し血が出るだけだから」と放置せず、早めに歯周病の検査を受けることが、お口の健康を守る第一歩です。
この記事の監修者
よしだ歯科クリニック 院長 吉田浩一
東北大学歯学部卒
武蔵小山のよしだ歯科クリニックの「歯周病」の解説ページはこちら